2026.04.01
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(15)2ちゃんねらー小学生の戯言

NATSU
2ちゃんねらーの小学生、嫌すぎる。

小学生の時に2chにハマっていた。
パソコン厨過ぎてネットミームをクラスのお友達にひけらかすなどしていたので、よく嫌われていた。気がする。
小学二年生だったのに、厨二病を拗らせていた。
そんな厨二病真っ只中の小学生の夏休み前の授業。
授業が早めに進んでしまったみたいで、夏休みまでの授業で教えることがない状況下、担任の先生が映画を見せてくれた。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』という映画だ。
衝撃的だった。
映画の余韻がずっと抜けなくて、下校する時もルンルンで帰った。
ドク博士が作ったタイムマシン車、デロリアンが家のガレージに入ってたらどうしようとワクワクしながら帰宅した。入ってなかった。
しばらくしてインターネットを漁った。
何を隠そうこのガキ、PCが使えるのである。
PCが使える厨二病の小学生、タチが悪過ぎる。
当時スマートフォンを触るのが当たり前では無い時代だったため、大体の調べ物はPCでしていた。
タイムリープのやり方もダークウェブと言われるような深いネットの海底ならあるのでは、と勘ぐっていた。
「明晰夢タイムリープスレ」というものを2chで見つけた。
どうやら明晰夢を使うと、タイムリープができるようになるらしい。
明晰夢とは夢の中でこれは夢だと判断する力、普通の夢の中では夢を夢だと自覚できず、現実とごっちゃになってしまうが、明晰夢は夢のなかで夢だと判断できる。そんな能力。
やり方は、ネットでググるなどしてくれたまゑ。
わたしはこの明晰夢を習得した。
明晰夢を習得してからはやりたいことを全部やった。行きたい国に行ったり、スカイダイビングをしたり、教室に入ってきた怪物やっつけたり、好きなアニメの世界に入って、トトロやハウルに会ったり(思った以上にでかかった)
明晰夢で幼いながらのやりたいことを全部やって好き勝手してた。
今日はなにをしようかな~と思いながら眠りについた、その現実と夢の境界の場所で
ふとツバのついたハットの男の人に出会った日があった。
「君は人生の中でなにがしたいんだ?」
その瞬間耳鳴りがしてパッと目が覚めた。
自室のベッド。夜中の4時ぐらい。
そう思った。
衝動で買ったバック・トゥ・ザ・フューチャーのTシャツの絵を眺める。
そういえばわたしタイムリープがしたかったんだった。
ベッドから抜け出してわたしは塾に行く途中の近くの神社に向かった。神社に向かったあと、一匹の猫に会った。普通の野良猫なら追いかけたりすると逃げるのに懐きがいいのか、なかなか逃げない。
触ろうとすると手をすり抜ける。
そうか、わたしは過去に戻ってもう一度昔飼っていた三毛猫に会いたかったんだ。小学生に上がる頃に亡くなった大切な家族の一員だった。
神社に姉が迎えにきた。
そういえば今日はバレエの発表会だったっけ。だから姉はこんなに早起きしてるのか。わたしはバレエのことがよく分からなくて、あんまり興味がなかった。それゆえ家でお留守番していた。
そうだ、わたしはちゃんと夢に向き合う姉の姿を見たかったんだ。
寝る間も惜しんで稽古をする、衣装を綺麗に着るために食事制限をする、そんな姉だった。
気づくと朝陽が昇っていた。
神社の鳥居から透ける太陽は眩しくて、美しかった。
「…もう帰ろうかな」
わたしは朝陽の方向へ歩き出して帰った。
眩しくて、目を逸らしそうになるけれど大丈夫。この光にも順応できる、そんな人にきっとなれる。
わたしが欲しかったのは、過去に戻って何をするとかそういうことじゃなくて、あの頃向き合うことができなかった時間だったのかもしれない。後悔しないようにしなきゃ
今を作りだすのは今しかできないことだから。

エイプリルフールですね。
ちなみにこのブログを書いている今の時間は時計の針が真ん中を越える前ですが、、
このお話がフィクションなのかノンフィクションなのかは、皆様の想像に委ねます。
ただ、嘘のなかでしか書けない本音もありますし現実が物語を飛び越えることもきっとあると思います。
わたしはそれを信じて今を生きています。

良いエイプリルを。
Comment(15)
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ちゃたろ
2026.04.02
NATSUさんを最近知ったにわかですが、文章と内容に衝撃的を受けました。
小学2年生で2chの海底から「明晰夢」を習得し、仮想の過去ではなく「今を作り出すのは今しかできない」という結論に辿り着いたストーリー。仮に嘘が混ざっていても、文章から見えるすごいメタ認知能力に衝撃です。これを読んだら以前話していた「アイドルはカメレオン」という言葉もさらに深い意味に理解できました。
すごく興味を持ってしまったのでNATSUさんの「今」を、これからも全力で観測させてください。 -
夏夏夏条
2026.04.02
私が明晰夢を習得したキッカケは夢の中で夢を見るという体験をした時。
小学生の頃だったであろうか…、夢の中で命を落とし、「良かった、夢か」と目を覚まして行動していると、もう一度危険なシーンが。
さっき夢の中で命を落としているから、この現実で落としたらヤバい!シャレにならん!と慌てふためくが、どうにもならず…。
気付くとマンガみたいに、掛け布団を払い、腰がピッタリ90度の角度で座り、大量の汗の冷たさで、そこが現実だという事を知らされた。偶然の二重夢の体験から、夢の中で行動できるようになり、色々楽しんだ。
そんな中、最近見た夢は仕事の上司に怒られる夢。人生を舐めるなと。
夢の中で行動をコントロールすることは出来ても、内容まではコントロールできなかった…。NATSU先生、今回もいい作品でした。
次回はおひとり様天国でお返事できるよう努めてまいります。 -
yogaoyaji
2026.04.02
誰もが夢と現実の狭間で生きているのだがこの作者のように二つの世界を自在に行き来できて夢の世界を瑞々しい文章で再構築出来るのは間違いなく才能である
通常のエッセイもいいけれど今回のようなショートショート(短くて不思議な物語)的な作風の方がこの作者の本領がより発揮できそうだ -
TAKA🩷
2026.04.02
NATSU殿
今なら下北沢界隈で
タイムリープやら平行世界やらで
盛り上がってます
もしかしたらチャンスが
あるかもでござるよ😻 -
きゅら
2026.04.02
共感できますしこの先の自分を思い描いてたものになるよう今を何もしないで終えないようにしていきたいと思います!ありがとうございました。
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匿名
2026.04.01
ブログ面白かったです^^自分は小学生の頃、タイムマシンを夢みているような少年だったので、楽しく読ませてもらいました。バックトゥザフューチャーに衝撃を受けたひとりとして、納得のいく内容でした^^そして、NATSUさんに「シュタインズゲート」を紹介したくなりました。ご存知かもしれないけど、厨二病患者とオタクとメイドと科学者が秋葉原を舞台にタイムリープと世界線移動を繰り返しながら、愛する者を必死で守ろうとする切ない物語です。
さて、事実のストーリーの中に、フィクションを少しずつ混ぜていくと、嘘か本当か分かりにくくなりますね。だからこそNATSUのブログを面白く感じたのだと思います。
NATSUさんのエイブルフールのウソで一番衝撃を受けたのは、OLになったというウソ。数秒間ですが、マジで信じて呆然としてしまいました。その時のツイートの最後の一文は「カパカパ パンプスパンパカパン」だったような気がします。やられた!と思いました。完全に騙され完敗しました。
これがエイプリル・フールの素敵な思い出、大切な思い出です。ありがとうね❤︎ -
ヤシ
2026.04.01
えっ?
これが嘘である必要が見つけられず、ただ面白いこと考えてるなぁと読んでしまった。最後まで読んでから、もう一度読み直したが、やはり嘘だとしてらどこがなのだろうかと彷徨ってます。例えばこの話は小2ではなかったかも、いや先生は映画を見せてくれなかった、神社には行かなかった、猫は生きていた…
正解は分からなけど、結論は読み応えがある文章だったなぁです。
ちなみに明晰夢は、作家をしている時よく使ってました。主人公は、こんな時どうするんだろうとか、この時何が起きたら面白いんだろうとか、色々考えて寝る。そんなのだから、眠りは浅い。浅いから、時々夢を進みたい方向に誘導できる。で、ハッと目を覚まして、メモを取る。そしてまた、夢の中へ。まあ、半分くらいは翌朝メモ見ても、使えなかったですけどね💦
あっ、付けて足しですが、物書きは結局嘘つきです。嘘ついてお金にました。現実と嘘の境界線が分からなくなってたかもしれません。とふと思いました。 -
きゃすばる
2026.04.01
ブログ更新ありがとう!
今回もとても興味深い内容でした
フィクションなのかノンフィクションなのか、フィクションだとしたらどこまでが⋯興味はありますが、たぶん本質はコンプレックスとそれと向き合い今の自分を確かめるための言語化なのかなと思いました
一つ言えるのはたくさん努力して辿り着いた今の「NATSU」はとても輝いているし、未来に向けてきっとこれからも頑張っていくであろう貴方を出来るだけ見ていたいし応援していきたい、ということです
なっちゃんの物語のほんの片隅にでも登場出来ていたらいいなバック・トゥ・ザ・フューチャー、子供の頃夢中になってたな〜懐かしいです
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へこすけ
2026.04.01
相変わらずのキレキレの文章ですね!
BTTF面白いですよね!私も大好きで何度も観ました!
もっともNATSUさんのように寝込んでタイムリーパーにならずに分岐した平行世界がどうなるか?をひたすら考えてましたけど…汗
(個人的には今と繋がりの浅い世界から消滅すると思ってました。)エイプリルフール…いつのまにか(可愛い)嘘をついていい日から、(午前中は)なんとしてでも嘘をついてバズらせる日になってしまい残念です𐔌՞•̥ · •̥՞𐦯
WHITESCORPION㌠はそんなこともなく通常営業で安心しましたけど!
来年もその次もNATSUさんのタイムリーパーよもやま話が4/1に読めますように🙏明日からの舞台、頑張ってくださいね!
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クマオ
2026.04.01
厨二病の小ニはある意味飛び級
エリートすぎる…
私は小2の頃、算数セットのおはじき飲み込んで終わったと思って泣いてたよ -
SCOPISTヒロシ
2026.04.01
エイプリルフール。
エイプリルフール🟰嘘をついて良い日と知ったのはいつだろう?
そんな日あるの?と思った記憶があるし、最初は信じていなくて、帰ってから母親に確認した記憶がある。
エイプリルフールだから嘘をつかなきゃ!
よく聞くが、その感覚がよくわからない。
身体に嘘は良くないと、染み込んでいるのだろうか?別に嘘をつきたいと思わない。だとしたら両親の教育が良いのだろうか?
基本あまり嘘は好きじゃない。
だから、特典会の握手をしながら話す時も必要以上に悩んでしまう。
メンバーにもその時の感情を嘘はつきたくないので、なんか話を悩んでしまう。
この間、初めて3人の列になった時など、推しが真ん中だったのだが、難易度が2人の時の10倍に感じてしまった。
基本、推しとは緊張して目もあわせられず話もうまく出来ないので、推しもいつも困っている気もする。
いつも終わった後は、時間を遡ってもう一度やり直したいと思うが、その一瞬の為にデロリアンに乗るのは、大袈裟だなとも思う。
それを踏まえて、私はまだNATSUさんに直接名前を名乗って挨拶した事はないのだけれど、showroomを覗きに行ったり、Xにコメントしたり、ブログをとても楽しみにしているというのは本当の話です。 -
ニコ
2026.04.01
NATSUさんが執筆した著書出ないかな〜
エイプリルフールもとい今期もよろしくお願いいたします。 -
三昧
2026.04.01
相変わらず面白い。ZINとかあったら欲しすぎる。被験体の研究所所長と二足草鞋頑張ってください。(ストーカーのように)ついてきます。
p.s.お姉さんによろしくお伝えください。 -
きゅーまる
2026.04.01
おつかれサマーです。このお話はノンフィクションなのか、それとも壮大なエイプリルフールなのか…果たしてどっちだ???と想像を掻き立てられました。
だがしかし駄菓子菓子、ノンフィクションかどうか…ということよりも、大事なのは文章を紡ぐ感性だと思うのです。いかにその世界に引き込まれるか、という観点において、ノンフィクションかどうかは大きな問題ではないのかもしれません(?)
感性で完成、みたいな。
おあとがよろしいようで。 -
のほほん
2026.04.01
元2ちゃんねらーだったから最近気が合うのかぁwww
ブログ毎回wktkしながら楽しみにしてる
ナツちゃんでしか得られない栄養、言葉使いがふつくしいのでこれからもちょくちょく更新キボンヌ!
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